シーシームーアが解決!カナダ人カップル殺人事件の31年越しの真犯人とは? 【ありえへん世界】
こんにちは!nekomeganeです。
2020年2月11日(火)放送の
「ありえへん∞世界」にて、
シーシームーアが解決する
DNA捜査シリーズが特集されます。
こちらのコーナーは、
かなり人気で毎回好評なんです。
今回、シーシームーアが解決した
事件は、
カナダ史上最悪と言われた、
『カナダ人カップル殺人事件』
です。
今回は、
カナダ人カップル殺人事件の
31年越しに逮捕された真犯人や、
事件の概要や動機、
シーシームーアがどのように
解決したのかが気になって
調べてみました。
シーシームーアとは
・名前:CeCe Moore(シーシームーア)
・生年:1969(50〜51歳)
・出身地:アメリカ合衆国
・学歴:南カリフォルニア大学
・職業:遺伝家系学者、コンサルタント
シーシームーアさんは、
DNA科学者です。
これまでにも数々の未解決事件を
解決してきました。
DNAを分析し、犯罪解決に貢献しています。
シーシームーアさんは、
このように語っています。
「遺伝データを使った家系図学は、全く新しい科学です。
学校でも教えていません。
独創的な考え方やちょっとした創造性が必要で、私にはその経験があります。」
カナダ人カップル殺人事件とは
事件解決から約31年前のこと、
カナダのバンクーバーに住んでいた、
若いカナダ人のカップルがいました。
【写真左(ボーイフレンド)】
名前:ジェイ・ローランド・クック
年齢:当時20歳
【写真左(ガールフレンド)】
名前:ターニャ・ヴァン・キュイレンボルグ
年齢:当時18歳
ジェイとターニャは、
高校で出会って約6カ月間交際
していました。
1987年11月18日
この日、ジェイとターニャは、
ブリティッシュコロンビア州サーニッチ
から、
シアトルへ一晩旅行するために
一緒に出掛けました。
しかし、
シアトル行きのフェリーに乗ったのを最後に
突如消息が不明となってしまったのです。
シアトルフェリーチケットにスタンプされた
時刻は、午後10時16分でした。
翌日には、
ジェイとターニャの両親が警察に通報。
2人がフェリーから降りた目撃情報が
無かったそうですので、
船内で何か事件に巻き込まれた可能性
は高いように思います。
ですが、
フェリーという密室で、
犯人自身も逃げられないので、
なかなか考えにくい事件です。
1987年11月24日
事件発生から6日後。
ワシントン州スカジットで、
ターニャが半裸体の遺体が付近の農村道路で
発見されました。
銃で後頭部を撃たれており、乱暴された
形跡もありました。
当初、警察はボーイフレンドの
ジェイを容疑者として捜査を開始。
1987年11月25日
ターニャが発見された現場から、
数キロ圏内に捨て置かれていた車の中から、
ターニャ殺害時に使用された道具や
ターニャとジェイが乗ったフェリーの
レシート等が発見され、
犯人が使用していた車と断定。
1987年11月26日
モンローの南西にあるスノコルミー川の
橋の下で、
ジェイの遺体が発見されました。
ターニャの現場からは約100kmほど
離れた場所です。
ジェイは首を絞められていました。
ジェイとターニャの2人が発見されたのは、
事件発生から約1週間後のことでした。
若い二人の身に、
なぜこんな痛ましい事件が起きてしまった
のでしょうか。
2人が発見された現場が離れていたことも、
不可解です。
シーシームーアがカナダ人カップル殺人事件を解決
この「カナダ人カップル殺人事件」は、
なんと事件発生から
31年間も未解決だったのです。
複数の手がかりがありながらも、
犯人特定にまで至りませんでした。
ご遺族の方の気持ちを思うと、
本当にやりきれません。
そこで警察はついに動きます。
2018年4月、
シーシームーアのDNAテクノロジー会社である
パラボン ナノラブス(Parabon NanoLabs)へ
援助を求めました。
警察のデータベースには無かった犯人の
DNAプロファイルを提供、
100万件ほどのエントリーがあるWebサイト
「GEDmatch」
にアップロードされました。
シーシームーアは、
「GEDmatch」のデータベースを解析して、
容疑者のDNAを調べ、
一致する家系図をもとに、
ついに犯人を特定しました。
カナダ人カップル殺人事件の真犯人
事件から31年後の2018年5月、
シーシームーアが特定した犯人は、
これまでの警察による捜査では
一度も容疑者として名前が
浮上しなかった人物でした。
真犯人の名前は、
「ウィリアム・アール・タルボット2世」
タルボットは、
20年間トラック運転手として雇用されていた
職場の外で逮捕されました。
当時56歳でした。
タルボットは事件当時24歳、
ジェイの犯行現場から約10キロ圏内に
住んでいたそうです。
ジェイとターニャとの関わりは、
無かったそうです。
なぜ?なぜ2人をこんな目に
合わせたのか。
のちの法廷で、
タルボットは自身をこのように
語りました。
「私は人生を非常に消極的な人間として過ごしてきました。決して誰かに手を挙げたことはありません。
怒ることもめったにありません。」
しかし、
両親や兄弟など家族からは
まったく違うタルボットの人間性を証言しました。
「彼は子供の頃から異常に暴力的であった」と。
タルボットは両親や兄弟、ペットにまで
暴行を加えていたそうです。
裁判の末、
タルボットは終身刑の有罪判決を受けました。
この事件を引き起こした動機は
明確になっていませんが、
タルボットの暴力性が生んだ
最悪の結果と言えます。
巻き込まれてしまった
若きカップルのお二人と
ご遺族の気持ちを考えると
とてもやりきれません。
カナダ人カップル殺人事件を「ありえへん世界」で特集
2020年2月11日(火)放送の
「ありえへん∞世界」にて、
DNA科学者のシーシームーアが
解決した
「カナダ人カップル殺人事件」
が特集されます。
犯人を31年越しにとらえた衝撃の
逮捕劇に迫ります。
カナダ人カップル殺人事件のまとめ
・カナダ人カップル殺人事件とは、
1987年11月18日にジェイとターニャが
旅行に出かけた際にフェリーで消息不明と
なった事件。
・カナダ人カップル殺人事件の被害者である
ジェイとターニャは事件発生から
約1週間後に遺体で発見された。
・カナダ人カップル殺人事件は、
約31年もの間、未解決であった。
・カナダ人カップル殺人事件の犯人を、
DNA科学者のシーシームーアが特定。
・カナダ人カップル殺人事件の犯人は、
ウィリアム・アール・タルボット2世。
・カナダ人カップル殺人事件の犯人である
タルボットは子供の頃から
異常に暴力的であった。
・カナダ人カップル殺人事件の犯人である
タルボットに終身刑の有罪判決。
・カナダ人カップル殺人事件が、
「ありえへん世界」で特集される。
DNA科学者のシーシームーアさんの
数々の事件解決の実績は、
本当に素晴らしいと思いますが、
31年もの長きにわたり、
犯人逮捕できなかったことは
ご遺族を思うととても残念に
思います。
シーシームーアさんは、
他にも未解決の事件を解決されています。
こちらの記事でも活躍を書かせて
頂きました。