ブルガリアのピリン国立公園にあるヴィフレン山は大理石!?謎の洞窟真珠って?【世界遺産】
2019年12月1日放送の世界遺産は、
「ピリン国立公園 〜 大理石の絶景!氷河がつくった山と湖」です。
ブルガリアのピリン国立公園は1983年に自然遺産に登録されました。
大迫力の自然の美しさを誇り、公園のシンボルになっている標高2914mの
ヴィフレン山など様々な魅力がつまっています。
なので今回は、ピリン国立公園の特徴や場所、
ブルガリアの首都ソフィアまではどのくらい時間がかかるのか、
トレッキングや観光など気になるポイントを調べてみました。
最後まで読んでいただけたら、うれしいです。
1年中山頂が真っ白なのは雪ではなくて「大理石」!
出展:https://wondertrip.jp/
皆さんは「ブルガリア」と聞いて何を思い浮かべますか?
私は・・・ヨーグルト!
きっと自然で空気も美味しいから、美味しいヨーグルトができるのかな?
などと思っていました。そこには、まさしく絶景が広がっていました。
ピリン国立公園
英名:Pirin National Park
仏名:Parc national de Pirin
所在地(住所): Pirin National Park,, ブルガリア
ブルガリア南西部のピリン山脈の大部分を対象としている国立公園。
ユネスコの世界遺産にも登録されている。
面積:40332.40 ha(274 ㎢)
標高:1008 m ~2914 m
ブルガリアの地図で位置を確認してみますと、
出展:https://www.travel-zentech.jp/
ギリシャとの国境寄りに位置していることがわかりますね。
バンスコという街にあり、
ここは東ヨーロッパ随一のスキー・リゾートの地として知られているそうです。
氷河湖は公園内に180ほど存在していて、澄んだ青色でとても美しいです。
ヴィフレン山
ピリン国立公園のシンボルでもある「ヴィフレン山」
標高2914mは、ブルガリアで2番目に高い山です。
出展:https://4travel.jp/
1年中山頂が真っ白なのは万年雪があるからではなくて、
なんと!白い大理石で出来た山だからなんです!
なんともリッチでゴージャスな・・!
カルスト地形なので、荒々しいところも見られます。
カルスト地形ってなんだろう?
カルスト地形とは、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、土壌水、地下水などによって侵食されてできた地形である。
wikipediaより
ピリン国立公園には多種多様な動植物が生息しています。
固有の植物もあります。
標高の高い岩場に棲むシャモアという動物も。
こちらがそのシャモアなんですが、
鹿に似ていますが、顔が2色で角の先端が少し後ろにカールしているのですね!
日本ではお目にかかれない珍しい動物です。
謎の洞窟真珠って!?
出展:https://ameblo.jp/icekat0720/
ケイブパールとも言われる洞窟真珠は、
鍾乳洞の中でカルシウム炭酸塩が沈着して生成する洞窟生成物の一種です。
鍾乳洞の中で真珠が出来るなんて初めて知りました!
貝で作る真珠の美しさとはまた違いますが、
自然が作り出した神秘ですね。
チェーンをつけてネックレスなどのアクセサリーにしても良さそう。
ブルガリアの首都までどのくらい?日本からのアクセスは?
ピリン国立公園からブルガリアの首都ソフィアまで行くには、
どのくらい時間がかかるのでしょうか?
ピリンの観光拠点プラゴエフグラードからソフィアまでは列車で約3時間ほどです。
日本からブルガリアの首都ソフィアまでのアクセスは、
ミュンヘンやフランクフルトを経由して、
飛行機で約19時間~21時間半です。
日本からピリン国立公園へ行くにはおよそ1日かかりますね。
観光やトレッキングをチェック!
ヴィフレン岳ハイキング
出展:https://skyticket.jp/
ブルガリア国内の人気観光スポット100選にも選ばれました。
岩場で登りにくい箇所もあるので、しっかりと登山の準備をして行って
くださいね。
ヴィフレンの山小屋まで行けるミニバスやロープウェイもあるそうです。
レストランやカフェ、公園が並び、家族連れがたくさん訪れています。
出展:https://ninja-woman.com/
山小屋は1泊12Lv(約840円)の個室だとか!
泊まれるんですか!
まとめ
今回は、ブルガリアのピリン国立公園が気になって調べてみました。
・1983年に自然遺産に登録された
・ヴィフレン山の山頂は白い大理石でできている
・標高の高い岩場にシャモアという動物が棲んでいる
・バンスコという街にある
・ケイブパールとも言われる洞窟真珠がある
・日本からのアクセスはおよそ1日かかる
・観光はヴィフレン岳ハイキングがおすすめ
大自然の迫力に圧倒され、人間にも動植物にも愛されている場所ということが
わかりました。この美しさと魅力を大事にしていきたいですね。