足利銀行詐欺横領事件の2億の使い道は「国際秘密警察」詐欺男だった!【奇跡体験!アンビリバボー】
2019年10月31日放送の奇跡体験!アンビリバボーでは、
世界を震撼させた国内衝撃事件SPが放送されます。
1970年代7月某日、関東近郊の銀行で起きた1人の女性行員による2億円横領事件とは!?
また、犯人が横領した2億円(現在の価値にして約3億8000万円)の使い道とは何だったのでしょう
か!?
気になって調べてみました。みなさん、一緒に確認していきましょう!
足利銀行詐欺横領事件とは!?
昭和50年7月20日、足利銀行栃木支店の貸付係・大竹章子(当時23歳)が架空の預金
証書を使って2億1000万円を引き出していたことが発覚、栃木署は大谷を詐欺および横
領容疑で逮捕した。また、横領していた金を貢いでいた相手の石村こと阿部誠行(当時25
歳)を同容疑で全国指名手配した。
https://matome.naver.jp/odai/2139183944705254001
大竹章子が貢いだ「国際秘密警察員・石村」
出展:www.officej1.com
大竹章子の横領したお金の使い道は、今でいう典型的な「結婚詐欺」でした。
貢いでいた相手に対して、逮捕されるまで本名・住所・職業など一切知らなかったといいます。
あんなに大金を素性の知らない相手に貢ぐことが出来てしまうのは、
女性の心理をついていて卑劣な犯罪です。
大竹は2年前の昭和48年夏、友人と東北旅行した際、車中で「国際秘密警察員・石村」
と名乗る阿部と知り合った。大竹は《世界中を駆け回り国家のために活動している》阿部
に興味と憧れを抱いた。これを見抜いた阿部は、大竹に結婚話で近づき「国際秘密警察を
抜けるため」借金を要求した。
https://matome.naver.jp/odai/2139183944705254001
国際秘密警察、世界中を駆け回り国家のために活動、結婚という言葉の魅力に騙されてしまったの
でしょう。普通ならばすぐにおかしいと気づくところです。
銀行員・大竹の横領手口は実に幼稚だった
大竹は自分の預金や家族から借金した金を阿部に渡しました。
阿部は味をしめ、益々要求金額をエスカレートさせていきました。
思い悩んだ大竹は、銀行の金に手をつけるようになります。
その手口は幼稚で、融資調査役の検印を隙を見て白地の手形・伝票(複写分含む)に捺して
自宅に持ち帰り、自ら金額・定期預金名を書き込み、職場が忙しい時を狙って現金化すると
いうものであった。
https://matome.naver.jp/odai/2139183944705254001
実に単純で幼稚な手口ですが、およそ2年にもわたり発覚しなかった理由があります。
大竹は定期預金を担保に貸付する部門を担当していました。
4年間の在職中、勤務態度も良好で真面目な大竹は上司や同僚からの信頼も厚く、このことが犯行
の発覚の遅れとなりました。
阿部は派手な生活を送り、愛人と逃亡
大竹が貢いでいた阿部は、競馬情報会社やクラブを経営し愛人と派手な生活を送っていました。
大竹の勤める銀行の「本店の抜打ち審査」にて横領が発覚。
阿部は愛人と逃亡しました。金沢で阿部の愛人を逮捕、さらに東京・五反田で阿部も逮捕されまし
た。
足利銀行詐欺横領事件を奇跡体験!アンビリバボーで放送(2019年10月31日)
足利銀行詐欺横領事件が奇跡体験!アンビリバボーで放送されます。(2019年10月31日)
まとめ
今回は、足利銀行詐欺横領事件が気になってまとめてみました。
横領は許されないことですが、そのお金で愛人と豪遊していた阿部は最低の男だと思います。
結婚詐欺の怖さをあらためて感じました。