脳のゴミが認知症に!?原因のスマホやためない習慣とは?【主治医が見つかる診療】

2020年1月22日

2020年1月23日(木)放送の「主治医が見つかる診療所」は、

【超最新!一生認知症にならないための脳育SP】です。

これから超高齢化社会に突入すると言われている日本、

認知症って本当に心配ですよね。

こればかりは自分は絶対ならない!とは言えないですし、

両親とペットが一気に認知症になって介護が必要になったら

どうしよう・・・などと先のことを考えてしまいます。

これだけ科学が進歩しているのだから、特効薬が開発されても

良いのに・・と思うのです。

残念ながら認知症に対する特効薬というのは現在ありませんが、

発症リスクを下げたり、予防はできるようですよ!

ぜひとも最大限の努力をして、いつまでも若々しくいたいものです。

今回は『脳のゴミとは何か!?

脳のゴミが引き起こす影響、

原因となっているスマホ、

脳のゴミをためない習慣はあるのか、

などが気になって調べてみました。

最後までお読みいただけたら、うれしいです。

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脳のゴミって何!?

脳のゴミ・・初めて聞きました。

え、脳ってゴミなんて出すんですかね・・?

実は、脳の老廃物のことで、

アミロイドβというタンパク質なんです。

私たちの脳は日々活動しているわけで、

それにより老廃物が出るのだとか。

お肌などの老廃物はすごく気にするくせに、

全然意識したことがありませんでした!

自分はまだまだ若いから大丈夫・・なんて思っていませんか?

なんと20代の若者の脳を調べたところ、

老廃物の蓄積が確認されました。

蓄積が確認された部分は、「前脳基底部」。

記憶・注意力にかかわる部分です。

私の脳はゴミだらけなのでは!?と思うとゾッとしますね。

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脳のゴミが引き起こす症状って?

認知症で最も多いとされるのが、

「アルツハイマー型認知症」

発症の割合が高く、よく聞きますよね。

脳が少しずつ萎縮していき、認知機能が低下していく病気です。

脳の萎縮で頭蓋骨にすき間ができたり、

「アミロイド斑(老人斑)」という斑が見られたりします。

認知症患者の約4割をアルツハイマー型が占めていて、

ほぼ半数がこの型なんですね。

このアミロイド斑は、

アミロイドβたんぱくのかたまりなんです!

つまり、『脳のゴミ』

アルツハイマー型認知症の原因です。

アミロイドβたんぱくは本来は分解されて、

脳から排出されますが、

年齢を重ねると分解機能が衰えて排出されず、

神経細胞に溜まることで、

神経細胞を殺傷し、情報伝達が正常に行えないように

してしまいます。

まさか脳のゴミが認知症を引き起こしてるなんて、

恐ろしすぎます・・これは今日から脳の掃除をしないと!

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『スマホ認知症』まで・・!

電車でも、街中でも、

どこを見ても街を行く人々の手には、

スマホ、スマホ、スマホ・・・と

ここ最近のスマホ普及率は凄まじいと言いますか、

所持していることよりも、常に手放せなくなっている状態

「スマホ依存症」に近い人がけっこういるなというのを

感じています。

LINEが来たらすぐに返さなくちゃとか、

手持ち無沙汰になったらすぐにスマホを見たり。

そんなスマホ依存が、

もの忘れがより激しくなるという現象を引き起こしている

そうなんです!

もの忘れ外来にはスマホを使うことが多い若年層が増えています。

信じられないですよね。

かつては、高齢の方が通うものと思っていました。

スマホの使用時間が長ければ長いほど脳は疲労し、

記憶したり、思い出すという機能が弱まっていきます。

結果、仕事で忘れてはいけないことを忘れてしまうなど

生活に支障が出てきているという状態です。

特に気を付けたいのが「就寝前」

スマホなどの電子機器を就寝前に使う方、

多いんじゃないでしょうか!?

筆者もつい使ってしまい、他人事ではありません。

就寝前の使用は、目が冴えてしまい

睡眠の質を下げてしまうだけではなく、

『脳のゴミ』であるアミロイドβたんぱくが蓄積し、

脳の疲れが溜まりやすくなります。

まずは、スマホの使用時間を減らすことが

大切です!

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脳のゴミを溜めないようにするには?

認知症を引き起こす恐ろしい「脳のゴミ」

アミロイドβたんぱくを溜めないように

する方法はあるのでしょうか?

実は皆さんが毎日行っていることにありました。

それは、「質のいい睡眠を取ること」です。

というのも、

脳内のゴミは睡眠時に分解されて、

一定量以上溜まらない仕組みになっているのです。

なので、睡眠不足が続くと、

アミロイドβの分解が追いつかずどんどん溜まっていくという

訳なのです。

そして、不眠症などの睡眠障害の人は

やはり認知症を悪化させます。

睡眠不足は、

血糖値を下げるホルモンのインスリンの分泌に異常

をきたし、糖尿病の発症リスクも高めます。

糖尿病になるとアミロイドβが分解されにくくなり、

脳内にゴミが溜まりやすくなります。

単に睡眠を取れていれば良いということではなく、

睡眠の質が大事です。

睡眠薬やアルコールに頼ると寝つきは

良くなりますが、睡眠の質は明らかに下がります。

これらに頼らずに睡眠の質を上げるのに

効果的な方法が2つありました。

「朝一番に少しでも太陽をあびること」

「歩くこと」

です。

どちらも単純なことだと思われますが、

現代人は意識しないと不足してしまう人も

いるかもしれません。

朝の太陽光に含まれる紫外線は、

『やる気ホルモン』と言われるセロトニンの放出を

促し、

夜に睡眠を誘発する脳内物質のメラトニンの産生します。

また、脳を健康に保つには、

十分な血流が必要だそうで、

歩くことで脳内の血流を増やすことができます。

 

どのくらい歩いたらいいのかしら?

1日10分間、

朝、昼、晩の3回、歩数で言えば4000~8000歩ほどの

ウォーキングで十分だそうです。

スピードも速くなくて大丈夫。

きついジョギングや筋トレもいりません。

このくらいなら運動不足の人でも続けられますよね!

通勤のときに一駅分歩くだけでOKです。

このようにして見ると、

認知症のリスクを下げるには、

スマホを使いすぎないことであったり、

朝目覚めたら太陽の光を浴び、

適度に歩くことで、

質の高い睡眠を取るようにするなど

まさに古代の生活が理想な気がします。

日の出とともに起床し、

太陽の光を浴びて、

日が沈んで夜になると寝る。

限りなくシンプルなことながら、

文明の発達とともに現代では難しくなってきた

ことを再度見直すことが必要なのかもしれません。

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健康

Posted by nekomegane