外務省機密費流用事件は10億円横領で国家の巨悪!マンションに愛人6人に12頭の馬主の末路は?【奇跡体験!アンビリバボー】

2019年10月30日

恐ろしい「機密費」の闇

「機密費」というお金の使われ方は、驚くべきものです。

外務省の要人外国訪問支援室長という立場にいた松尾。

総理一行が外遊先の迎賓館などに招待されても、

ホテルなどから入手したレターヘッド付き用紙に自ら「◯百万円」と書き込んだ領収書を偽造。

官邸はチェックもせずに札束を渡していたといいます。

結局、松尾は10億円近いお金を自身の口座に入金していました。

うち5億円以上を詐取したとして逮捕、起訴されました。

こうして事件は一応解決したように見えましたが、

ところがその後、捜査に関わった二人の情報係刑事は突然に左遷されたそうです。

「機密費」というパンドラの箱です。

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事件後と松尾の末路

小泉純一郎総理大臣の意向で、横領時の事務次官である、斎藤邦彦国際協力事業団総裁、

林貞行駐英大使、柳井俊二駐米大使、川島裕事務次官の4人及び、

飯村豊官房長が更迭されました。

また外務省の再発防止策の一環として、要人外国訪問支援室の廃止がなされました。

事件後、事務次官経験者が駐アメリカ合衆国特命全権大使に就任するという従来の慣行が

踏襲されない状態が11年間続いていましたが、

2012年に佐々江賢一郎事務次官が駐米大使に就任しました。

2002年3月に、東京地方裁判所は松尾に懲役7年6カ月の判決を下し、

東京地裁の決定が確定判決となりました。

刑事裁判の確定後、松尾は自宅マンションを売却するなどして所有財産のほとんど全てにあたる

計約2億7000万円を国に返還しました。

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外務省機密費流用事件を奇跡体験!アンビリバボーで放送(2019年10月31日)

外務省機密費流用事件が奇跡体験!アンビリバボーで放送されます。(2019年10月31日)

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まとめ

今回は、外務省機密費流用事件が気になってまとめてみました。

本当に松尾個人の詐欺事件だったのか、あまり釈然としません。

そこには「機密費」という国家の深い闇がタブーとなっているためです。