松下幸之助に献身的に尽くした妻・むめのの名言集!【歴史秘話ヒストリア】

2019年9月24日

2019年9月25日放送の歴史秘話ヒストリアでは、

世界的電機メーカーの創業者・松下幸之助さんと妻・むめのさんの、

夫婦で起こした家電革命について放送されます。

夫婦で始めた小さな町工場が大きな飛躍を遂げた背景には、

妻・むめのさんの献身的なサポートがありました。

今回はそんな妻・むめのさんの経歴や名言などが気になって調べてみました。

みなさん一緒に確認していきましょう!

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松下むめののプロフィール

名前:松下 むめの

生年月日:明治29年3月3日生まれ。(1896-1993:大正-平成時代)

出身地:兵庫県

松下幸之助の妻。

井植歳男の姉。

大正4年大阪電灯(現関西電力)検査員だった松下幸之助と結婚。

大正7年、幸之助が創業した松下電気器具製作所(現パナソニック)の経理事務や

住みこみ従業員の世話をひきうけて事業をささえ,「社員の母」としたわれた。

平成5年9月5日死去。97歳。

引用元:https://kotobank.jp/word/

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従業員の妻の教育まで引き受けた「肝っ玉母さん」

世界恐慌や太平洋戦争など、度重なるピンチを二人三脚で乗り越えられたのは、

妻むめのさんが資金繰りや社員の身の回りの世話など、

夫を開発に専念させるために奔走した献身的なサポートあったからに他なりません。

むめのは毎朝6時に起床し、朝食を終えると、新聞7紙に目を通しました。大阪発行の全国紙、地方紙、経済新聞、工業新聞……さらには幸之助宛てに送られてきた雑誌も一読したそうです。熱心に新聞を読んでいる彼女に不思議そうな視線を向けたお手伝いに、むめのはこう言いました。「主人のしとることを、分かっておらななりまヘん。また、忙しい主人が、見落としてしまいそうな話は覚えといて、言うたげななりません」。

新聞や雑誌に目を通すのは、一つでも幸之助の益になるものを見つけたい、という思いからでした。かくして、松下電器の要職を離れてからのむめのは、重要な記事はすべて切り抜いて台紙に貼りつけ、幸之助に伝えていたのです。むめのの献身は、内助の功あるいは糟糠の妻といった言葉だけで片付けられるものではなく、男のロマンを共有し、幸之助の良きビジネスパートナーとしての魅力を感じさせてくれます。

引用元:https://diamond.jp/articles/-/75739?page=3

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妻むめのの名言集!

「こんなものは苦労やない。苦労、いうのは、心の持ちようで感ずるものや。ものがない、お金がないというのは、苦労やなくて、難儀や。常に希望があったら、苦労になんかならへん。そもそもどれだけ働いても、難儀するのは、まだ自分の働きが足りないからや。働きさえすれば、なんとかなる」
注釈:夫の幸之助がソケットの製造販売で独立し、むめのも仕事を手伝っていたが直ぐに資金がショートして家の家賃5円50銭が払えなくなってしまった。そのときの言葉

「経営が厳しいのはようわかります。景気がいいときもあれば、悪いときもある。だからこそ、住み込みで一緒に毎日を過ごしてきた店員を切ることなど、絶対にしてはなりません。そんなことをして、切られた店員や社会はどう思いますか。どの会社もしているから、というのも言い訳にはなりません。それよりも、このご時世に人と違うことをすることが肝心やと私は思うとります。幸い資金には多少はゆとりがあります」
注釈:昭和2年の恐慌は松下電器の経営も直撃した。幹部の多くがまわりの会社がそうするのと同じように、社員を減らすことで不況を乗り切ることを進言した。しかし幸之助は「一人たりとも、社員を解雇したらあかん。給与かて、全額支給や」との方針を示した。この決断の背景には妻のむめのの言葉があったとされる

「主人はいまだに『63銭でもけっこうお肉も食べられた、けっこう暮らしていけた』と誰にでも言っていますが、実は、主人が帰ってくるまで、私がよそのお針をしていたのを知らなかったのです。主人は年は若かったけれども、女を働かすことはいけないと思っていましたから、帰ってきたときに私はお針をしていたことはありません。ですから、分らなかったのでしょう」

「私は妻として、『これだけは絶対に』というように取りたてて心がけているというようなことはありませんが、ただ一つだけ、自分の老いぼれた恰好だけは主人に見せたくないと思っています。それは自分でもいやですし、主人もまた心配すると思うからです」

「主人が仕事から帰ってきたときに、もし奥さんの頭がバサバサになっていたり、疲れた恰好して、『ああしんど』などと奥さんに言われたら、ご主人まで、それこそしんどくなります」

引用元:http://meigennooukoku.net/blog-entry-60.html

妻として、女として、良きビジネスパートナーとして、

数々の名言を残した、むめのさん。

その言葉には、同じ女性としても社会人としても尊敬できるところがたくさんあります。

まさに、肝の据わった肝っ玉母さんです。

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松下幸之助と妻むめのが歴史秘話ヒストリアで特集(2019年9月25日放送)

松下幸之助と妻むめのが歴史秘話ヒストリアで特集されます。(2019年9月25日放送)

夫婦で起こした家電革命として、妻・むめのさんにも今回スポットを当てています。

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まとめ

松下幸之助さんの名言などは、よく特集されていたりしますが、

内助の功などという言葉を超越した存在の妻・むめのさんにフォーカスしたものは

あまり目にしたことがありませんでした。

奥様のむめのさんがこれほど凄い方だったとは恥ずかしながら知りませんでした。

こういう女性になれたら…と憧れます。