聖武天皇が国の生まれ変わりに使用?正倉院の世界の混雑状況は?【NHKスペシャル】
2019年10月30日放送のNHKスペシャルでは「天皇が創った至宝~正倉院宝物が伝える“日本誕
生”~」です。
奈良時代の聖武天皇ゆかりの宝物を集めた「正倉院展」も、10月26日から奈良市で始まりました。
また、東京でも10月14日から東京国立博物館で「正倉院の世界」が開催中です。
なので今回、聖武天皇と正倉院について、「正倉院の世界」の混雑状況について気になって
調べてみました。みなさん、一緒に確認していきましょう!
聖武天皇と正倉院
聖武天皇(しょうむてんのう)
奈良時代
生年:701年〈大宝元年〉 - 756年6月4日〈天平勝宝8年5月2日〉
日本の第45代天皇です。
文武天皇の第一皇子。母は藤原不比等の娘・宮子。
諱(いみな)は首(おびと)。
尊号(諡号)を天璽国押開豊桜彦天皇(あめしるしくにおしはらきとよさくらひこのすめらみこ
と)、勝宝感神聖武皇帝(しょうほうかんじんしょうむこうてい)、沙弥勝満(しゃみしょうま
ん)とも言います。
聖武天皇とはどんな人物なの!?
先日の天皇陛下が即位を宣明された「即位礼正殿の儀」が行われましたね。
筆者もテレビで拝見しました。
平安時代のような衣装がとても美しかったです。
皇室といえば、伊勢神宮など神道というイメージですね。
しかし、かつては天皇であっても出家することがあったそうなんです。
歴代の天皇の中でも仏教を篤く信仰していたことで知られるのが、
聖武天皇です。
東大寺の大仏などを作ったことでも有名ですね。
聖武天皇の天平年間は災害や疫病(天然痘)が多発したため、社会情勢が混乱していました。
そのため、自身が帰依していた仏教によって世の混乱を鎮めようと考えたのです。
国分寺建立の詔(741年)や大仏建立の詔(743年)を出しました。
国家の平安を祈らせようとしたのです。仏教に熱心だったことが窺えますね。
東大寺大仏の開眼法要が行われてから4年後に聖武天皇は亡くなりました。
光明皇后は聖武天皇の七七忌に際し、聖武天皇の遺愛の品を追善供養のため奉献しました。
それらは今でも東大寺正倉院に眠っています。
東大寺正倉院に眠る天平文化を代表する宝物
出展:http://shosoin.kunaicho.go.jp/ja-JP/Home/About/History
東大寺の正倉院は大仏殿の北西にある木造の建物です。
天平文化を代表する校倉造り(あぜくらづくり)という建築様式で造られています。
東大寺正倉院は1997年に国宝に指定、翌年の1998年には世界遺産にも登録されました。
東京国立博物館の「正倉院の世界」の混雑状況は!?
東京国立博物館では、御即位記念特別展「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」
を2019年10月14日より開催しています。
平成館 特別展示室 :2019年10月14日(月) ~ 2019年11月24日(日)
前期展示:10月14日(月・祝)~11月4日(月・休)
後期展示:11月6日(水)~11月24日(日)
「お得なチケット!」情報はコチラ!
- 「御即位記念 第71回 正倉院展」+御即位記念特別展「正倉院の世界」セット券
当日一般 2,500円(税込)
販売期間 10月14日(月・祝)~11月13日(水)
チケットはチケットぴあ、e+(イープラス)、ローソンチケット、CNプレイガイド、セブンチケットで販売。
気になるのが混雑状況ですよね!!ゆっくり展示物を観たいですし。
過去の東京国立博物館の平日の混雑状況を調べてみましたが、大きな混雑はなさそうです。
正倉院の世界は多くの人が訪れますので、平日狙いはもちろんのこと、
会期末は平日でも混雑する可能性が高いので、お早めに行くことをおすすめします。
2019年10月30日放送のNHKスペシャルで「天皇が創った至宝~正倉院宝物が伝える“日本誕生”~」を放送
1300年前の輝きを今に伝える正倉院宝物。シルクロードから伝わってきたと考えられてきたが、最近の研究で、その多くが日本でつくられていた事がわかってきた。なぜ、これほど多くの宝物が日本で作られたのか?そこには時の天皇、聖武天皇が宝物を使って日本という国を生まれ変わらせるという大胆な策略があった。正倉院宝物が語る“日本誕生”の壮大な歴史ドラマ。
https://tv.yahoo.co.jp/program/64474385/
聖武天皇の大胆な策略とは一体何だったのでしょうか!?
とても興味深く、楽しみです!
まとめ
今回は、聖武天皇と正倉院について気になってまとめてみました。
天平時代というのは混乱した時代でもありましたが、天平文化という素晴らしい文化を生んだ
時代でもありました。その時代の宝物が今もなお正倉院に眠っているというのは、
歴史の偉大さを感じます。