山下財宝とはフィリピンに眠る日本軍の(秘)財宝伝説【世界まる見え!】

2019年11月3日

伝説を利用したイメルダ・マルコスの主張

1992年に大統領時代の不正蓄財の嫌疑をかけられた、

フェルディナンド・マルコス元大統領夫人のイメルダ・マルコスは、

「夫は山下財宝を発掘して財をなした」と主張しました。

一説ではマルコス大統領は、財宝の隠し場所を記した地図を入手後、軍隊を動員して発掘作業を

実施したという説もあるものの、

大半の国民やマスコミは、不正蓄財を言い逃れるためにイメルダ夫人が「山下財宝」を利用しただ

、と受け止めました。

イメルダ夫人は懲りずに「余った財産は、北イロコス州にあるマルコス氏の実家の壁などに隠し

た」とも述べたものの、その後それが発見されたことも回収されたことも伝えられていません。

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夢を追いかけるトレジャーハンターへ政府が法規制

財宝探しを諦めきれないトレジャーハンターが後を絶たないことから、

ついに政府から法規制が出されました。

公用地や私有地を勝手に発掘したり、発見物を持ち去る事件が相次いだことから、

フィリピン政府は2007年、山下財宝の発掘に対する法規制を強化しました。

それまでは「届け出制」だったのを「許可制」とすることで、違法発掘に歯止めをかけることが

狙いです。

これによって関係部局への手数料の支払い、発掘計画などの提出、責任者の明確化、

そして対象発掘地の地主、所有者の許可が義務付けられました。

何らかの発見物があった場合も「公有地では政府が75%、発掘者が25%」で、「私有地では政府が30%、発掘者・地主が70%」で配分することも明文化

発見物が財宝ではなく文化財であった場合は、政府により100%没収される

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山下財宝伝説が世界まる見え!テレビ特捜部で特集(2019年11月4日放送)

世界は謎だらけウソかマコトか2時間SPで、山下財宝伝説が放送されます。

ロマンに溢れた興味を惹かれる伝説ですね!

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まとめ

今回は、山下財宝伝説が気になってまとめてみました。

発見されないからこそ、トレジャーハンターが追い続ける「夢」であり続けるのですよね。

たとえ見つかったとしても、現在の貨幣価値だとコスパが割りに合わないなんて言われています。

夢は夢のままが良いのかもしれません。